このページでは、主に、マチガッテル系の人々の主張を集めています。参考のため、マチガッテル系に近いけど違うものも並べています。
なお、主張そのものは間違っていてもいなくてもかまわないのですから、主張そのものの正誤の考察は、このページでは行ないません。他所では行ないますが、このページには書きませんし、このページからそこへのリンクは張りません。(積極的に隠したりもしませんので、探せば簡単にみつかるでしょう)
「区体論」のページです。
だから、専門家が「集合論」と呼んでいるものと、一般の人々が「集合論」と呼んでいるものと、この二つのうち、少なくともどちらか一方は間違っているわけだ。もし専門家が「集合論」と呼んでいるものが正しいとすれば、われわれが学校で教わる集合論は間違っていることになる。(§1 1 より) だそうです。
閉鎖のようです。 www.archive.org へのリンク
HTML文書の販売もしているそうです。(未入手につき詳細不詳)
正確には、現代数学は間違っていると過去に考えたことがあることを表明している人です。今でも主張しているかどうかは不明です。
「交換法則の崩れた使い物にならない四元数をそのまま使っている現在の物理学がどれほど危険なものであるか、チェルノブイリやスリー・マイル島そして東海村の臨界事故でもまだ気づかない日本の学者は、一体何をしているのでしょうか。」(タグの削除を除き原文ママ)だそうなので、ここに入れました。この一文を削除すると、マチガッテル系ではなくなってしまいます。
「今井塾の数学」と提唱者が呼んでいるものです。「数学の散歩道」→「既存の数学の欠陥」と手繰っていったところに、「既存の数学」への攻撃がまとめられています。
伝聞情報ですが、とりあえず、紹介記事を紹介します。
新しい数学の枠組を提案しているらしいです。マチガッテル系に極めて近いですが、マチガッテル系の定義を完全に満たしてはいるかどうかは判断が難しいです。
虚数の使用は間違いなんだそうです。(ページが消滅した模様です)
第1部I.3「整数の条件を吟味する方法を見失った数学者たち」なる節の存在で、マチガッテル系に分類可能です。ここを削除すると、マチガッテル系ではなくなるかもしれません。
続編『自然数解が存在する全構造の解明』が社会評論社から出ています。こちらにも、
……。高等数学と銘打って殊更に難解な数式をコネクリ回す元凶はここにあろう。」(5ページ)とマチガッテル系の条件を一応満たす文が含まれていますが、この一文を含む段落を削除するとマチガッテル系でなくなるかもしれないのは、前作と同じです。
集合論が数学を過度に難しくした犯人だそうです。
また《無限が苦手の数学界》が《有限主義に立つ》のは臭い物に目を瞑るお役人根性で、経済問題でも消費税増額と大不況の爆発は薄情な弱者無視の天罰というものだ。だそうです。
おまけに《有限を単位として測った有限》の理論的根拠は薄弱で、これを当然とするような数学ではエセ宗教の同類だから「俺は数学が苦手で頭が悪い」とガッカリスルナ!
現代の学問や知識人の方が《根本的に本物の精薄》だから、哲学も経済学も数学基礎論も壊滅しており、こんなペテンが「本当にワカッタら頭がドウカシテイル」からだ。
一文ごとに<BR><BR>を入れるのは勘弁してください。
「カントールはマチガッテル」は、「アインシュタインはマチガッテル」に次ぐぐらいの大きなジャンルに成長しているようです。
本人も、勘違いではないかとの疑いを表明しています。本当に単純な勘違いです。無限小数の存在を見落としているだけです。
以前は、マチガッテル系の似非科学(疑似科学)のみを蒐集対象としていました。1999年ごろ、マチガッテル系の定義から「似非科学である」の要件を意図的に外しました。似非科学でないマチガッテル系の主張にも蒐集価値があると、考え直したからです。
似非科学とは、その名の通り、
なお、大豆生田利章さんの「疑似科学と関連領域の文献リスト」がよくまとまっていますので、(マチガッテル系ではなく)似非科学に興味のある方には、そちらをお勧めします。
定規とコンパスのみを通常の使い方で有限回使って任意の角を三等分することが不可能であることは、すでに証明されています。その事実を知っていていながら角の三等分の作図を発見したと主張するからには、その不可能性の証明を否定し、さらには数学のその分野を否定しているものだと期待していました。ところが、私のみつけることができた「角の三等分」家のだれも、不可能性証明が間違っているとは主張していません。
「角の三等分」家のうち何人かは、自分の発見が近似作図法であり(厳密)作図法でないことを正しく理解しています。にもかかわらず、それを「角の三等分問題の解決」と称するところに勘違いが紛れこんでいる人もいますが、不可能性証明そのものは認めているので、マチガッテル系ではありません。
単に不可能性証明に言及していない人もいました。不可能性証明を知らないのか、知っていても理解できないので無視しているのかはわかりませんが、いずれにしても、言及していないのでマチガッテル系ではありません。
「角の三等分」家にはマチガッテル系でない人が多数(大部分といいたいところですが、単に探しかたが悪いだけの可能性も否定できないので、ひかえめな表現にしておきます)であることは、筆者にとっては大きな発見でした。