CD-RWドライブと色覚異常


注意

本ページの情報はベンダーの問い合わせ窓口に電話して尋ねた結果を報告しているものであり、著者自身が確認した情報ではありません。また、ベンダーの公式な広報に基く情報でもありません。本ページの情報の利用は自己責任でお願いします。

最近のCD-RWドライブには、アクセスランプに二色発光ダイオードを使って、色によって状態を表わすものが多いようです。そのため、多くの色覚異常者が不自由しています。

色覚異常でも人によって種類と程度がさまざまなので、一般的に色覚異常者にはこう見えるとはいえません。ただ、色覚異常者のほとんどは、第一異常(赤異常)か第二異常(緑異常)です。また、色覚異常者の中には、対象の大きさがある限界以下になると急に特定の色の識別に困難をきたす人が多くいます。この事実を利用してもっとも効果的に色覚異常者に意地悪をしようとすると、赤系統の色と緑系統の色で区別する小さなランプを設計すればよいことになります。グリーンとオレンジのどちらかで光る小さなランプである二色発光ダイオードは、結果的に、まさにそのようなものになっています。

対象の大きさがある限界以下になると赤いものが緑系統の色に見えるタイプの色覚異常である私が主に使用するために、職場で、CD-RWドライブを購入することになりました。二色発光ダイオードをアクセスランプに使用したドライブだと、作業に支障をきたします。みなさまの税金で購入する以上、機種選択を誤って仕事の効率が低下するようだと申し訳ないので、慎重に機種選択をしなくてはなりません。そこで、購入前にベンダーに電話して、アクセスランプについて問い合わせをしました。

電話をしたベンダーの中では、株式会社アイ・オー・データ機器が二色発光ダイオードを使わないCD-RWドライブを発売していました。購入前相談窓口に電話して、CD-RWドライブを購入したいが二色発光ダイオードを使っていないことが条件である旨を告げると、調べてから折り返し電話するとの返事をもらいました。数分後に電話があり、同社のCDRW-SX1210BCDRW-SB1210BCDRW-AB1210Bは、二色発光ダイオードを使っていないとのお返事をいただきました。

誠実な対応に好感を持ちました。アイ・オー・データさんには、今度とも二色発光ダイオードを使わないドライブを発売し続けていただきたいので、応援の意味もこめて、ここで紹介します。 なお、アイ・オー・データさんだけをえこひいきするつもりはありませんので、二色発光ダイオードを使わないCD-RWドライブを発売している他のベンダーさんがいらっしゃったら、電子メールでご連絡くだされば、ここで同様に紹介させていただきます。

今回、お電話させていただいた他のベンダーも、対応は悪くなかったのですが、残念ながら、発売しているCD-RWドライブはすべて二色発光ダイオードを使っているとのことです。新製品では改善くださるよう、お願いしておきました。

(2000年11月30日)

株式会社リコーの問い合わせ窓口に電話したところ、同社のMP7120AMP9120AMP7125AMP7122SEは、単色の発光ダイオードを使っているとのお返事をいただきました。

(2000年12月1日)

あるベンダーは、サポート電話が何度かけても話し中だったので、あきらめてファクシミリで質問を送りましたが、返事をもらえませんでした。

(2000年12月7日)

ロジテック株式会社テクニカルサポートの担当者の方からは、同社のCD-RWドライブで二色発光ダイオードを使用していないのは、現状、LCW-T1210BSUとLCW-T1210BAK(近日発売予定)のみであり、LCW-T1210BSUを勧めるとの返事をファクシミリでいただきました。詳細について、電話で回答したいので都合の良い日時をファクシミリで知らせてほしいとのことで、後日、電話での連絡もいただきました。

(2000年12月12日)

鴨 浩靖
wd@ics.nara-wu.ac.jp